アメリカ空軍 KC-10A エクステンダー 83-0082 第2爆撃航空団 `BAYOU BABE` バーグスデール空軍基地 (完成品飛行機) 通販 - ホビーサーチ 飛行機他完成品

●アメリカ空軍は1970年代の第4次中東戦争時代、イスラエルに大型輸送機による軍事
　援助を行いました。その際、ヨーロッパ各国から着陸や、給油を拒否されることとなり、
　輸送機はアメリカ本土からイスラエルまでの長距離飛行が必要となりました。
　そのため1976年より、空中給油機の開発を行う計画が開始され、1977年にマクドネル
　ダグラス社のDC-10を採用することを決定しました。また空中給油機としての役割と同時に
　貨物の輸送能力も問われる時代でした。支援人員や物資も輸送出来る事で、部隊その
　ものを丸ごと移送する事も可能となり戦略面からも大きな変化をもたらしました。
　上部のデッキを全貨物室仕様にすると、軍規格の436L貨物パレットを36枚搭載できるC-5
　ギャラクシー対しKC-10は27枚搭載する事が可能で、機体の大きさを比較すると、輸送
　能力の高さがうかがえます。以前は、KC-10全機がSAC(戦略航空軍団）所属でしたが、
　現在は在籍機の全てが、AMC(航空機動軍団)に配備されています。1981年から配備が
　始まったKC-10は最終的には60機が生産されました。モデルの機体は1984年7月に初
　飛行を果たし、現在も活躍している機体です。
　モデル化されます機体は、ルイジアナ州バークスデール空軍基地の戦略航空軍団、
　第2爆撃航空団所属機KC-10エクステンダー初期塗装です。ノーズアートが施された
　機体には、“Bayou babe”が描かれています。初期のこの白い塗装はGreat Whiteと
　呼ばれ、様々なノーズアートが描かれ、ファンを楽しませてくれた機体です。