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この手の事は往々にしてそうなのですが「全ての機体はこういう仕様である」と言うのは難しく公式文章があっても確定は出来ません一部の零戦の取説には最後まで実現しなかったはずの設計変更が載っていますし、52型に振り分けられている一部の機番は排気管が変更されたという記載と異なって集合排気管付きで生産され機体来歴書なども22型のままです。私は「五式戦の写真見た感じバックミラーついてないのが普通なんじゃね」と思っていますがさしたる根拠はありません
現存2型は見事な復元がなされましたがもともとの状態は良くなく、小物類について参考にできる部分は限られると思います。ファストバックタイプの後方視界を補うためのミラーでしょうから同様の風防をもつ五式戦の当時の写真を優先して判断材料にすべきではないでしょうか。構造的には現存機にミラー用の金具などは見られませんが付近に別用途のネジ穴があるのでそれを流用してつけることは不可能ではないはずです。
2型は1型とちがって前面風防内側上部にバックミラーは付かないのでしょうか?現存の2型には無いようなので気になりました。
現存機の3Dスキャンを元に起こしたという3面図と比べると機首がやや長く高さがやや低く、プロペラスピナーがとがりすぎ長すぎ、主翼位置も後ろにずれているので機首の長さが余計に強調されてる感じですが、元キットの出来もあってシルエットは大外れでもない感じです。ハセガワは5式戦で主翼位置をもう少し前進させているのにこのキットではなぜかわざわざ主翼位置を1型に合わせて後ろに下げてる感があるのは謎ですが。一方モールド面を見ると機首のモールドや排気管の位置がおかしく全体的には前にずれているものが多いのですが後ろにずれてるものもありキットの中でも整合性が取れてません
NEW decal variantsなのでデカール替えですね絵も左右反転させてるだけなので灯火の色などが変になってる基本的にはハセガワの改造品がベースで元々の押しピン跡を消した痕跡があったりキットの押しピン跡と逆側にハセガワの押しピン跡が残っていたりします。位置決めのためのピンなどはほとんど消されていて接着面も荒れており前回生産分では材質も低質で欠けなどを起こしやすい物でした
現物があるんだから2型もタミヤが出さないかなぁ。
これ以前に出してたRS Modelの再販ですかね?なお飛燕二型のデカールを変えたようですが、「風紋書林」の「日本の航空機イラストレイテッド」という同人誌がぴったりです。デカールも出ています。