「信長の野望」で伊達家をプレイ大名にする度、北を併呑して後顧の憂いを無くすか、関東の有力武将をガシガシ傘下に入れて陣容を整えるかで迷うトメ子です、ごきげんよう。
本日は先週こっそり予告したように、今流行りの歴史ブームに則り伊達政宗公の兜を作ってみることに相成りました。
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伊達政宗 兜 まずはランナーの紹介から。
ランナーの数を見る限り、さほど手順の多い作業でもなさそうです。
商品説明ページにある説明書画像もシンプルそうですね。
ここでちょっと面白い点を一つ。
兜の鉢部と錣部(シコロ。側頭部~後頭部を守る裾のような部分)と思しきパーツの拡大画像です。
両方黒一色ですが、よーく見ると光沢が異なります。
写真では判りづらいかもしれませんが、鉢は半光沢、シコロは普通の光沢のようですね。素材の違いを表現しようという童友社さんの漢気?……かもしれません。
ちなみにこの兜、正式名称を「
鉄地黒漆塗六十二間筋兜」と言います。
漢字だらけでワケわからん、という人のために翻訳してみます。
鉄地:鉄製ですよ
黒漆塗:黒漆を塗りましたよ
六十二間筋兜:六十二枚の板から鉢を作ってますよ
兜の鉢というのは本来一体成形ではなく、基本的に細長い三角形の板金を何枚も継ぎ合わせて作ります。筋兜という名称は、板金の淵を折り返して筋を立てるところに由来するそうです。
分割線が増えたビーチボールを連想して頂けると判り易いかもしれません。
中でも六十二間筋兜というのは堅固なことで知られる鉢だそうで、政宗公に限らず他の戦国武将も多く採用しています。
さてさて、組立はまず面頬からです。
面頬とは平たく言えば顔用の防具なのですが、これってデスマスクよろしく作る時に顔の型を取ったのでしょうか。謎です。
(西洋鎧に見られるガントレット(篭手)等は使用者の手指にあわせて一つ一つ作っていたそうなので、面頬に関してもオーダーメイドの可能性は無くはない…かと)
ちなみに面頬もプラモでは一体成形ですが、実物は複数パーツをカシメて作ります。
よーく、よーく見ると、鼻周りのパーツがそれっぽいですね。
鋲がホクロにも見えますけれど。 この面頬ですが、パッケージとは歯の部分が微妙に違います。
ホンモノは金歯です。なんでも齧れそうな金歯です。
塗らないと金歯にできない、でもちゃんと塗装するのは面倒……(´・ω・`)
そんなものぐさトメ子の為に登場するのが
ガンダムマーカー(CV:大山のぶ代女史) 隠ぺい力が強く、手軽に使えるシロモノです。特に金や銀は、メッキ系パーツをランナーから切り離した際に、下地の見えてしまった痕へと上塗りしてやるのによく使われます。
ムラになりやすいので広い面積には不向きですが、ちょっとした差し色が欲しい時には手軽なアイテムです。
ガンダムマーカーと言いつつ、スケールプラモにも有効ですので、よく使う色なら持っていても損は無いと思います。
そんなわけで。
下地の黒を隠すまで何度か塗り塗り……。
重ねて塗り塗り……。
(なんだか他人の歯磨きしている気分です、これ)
もっと塗り塗り……。
(重ね塗りしないと黒い部分が見えたりします。虫歯みたいですね)
塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り塗り……。
デキタ─wwヘ√レvv~(゚∀゚)─wwヘ√レvv~─? くわっ!!! と、カッコよくできれば良かったのですが……はみ出しの酷さに凹みますね。
ガンダムマーカーはペン先が太めなので、塗料皿にインクを出して爪楊枝でちみちみ乗せていくなど、ちょっとした小細工を弄するといい感じに仕上がるそうです。
塗った後で思い出してもダメだろう、私よ。_| ̄|○ il||li
大丈夫だろうと侮ってごりごり塗ると私のようになりますのでご注意下さい。
そんなこんなで、とりとめの無い中身となってしまいましたが、本日はこれにて!
来週も当ブログを宜しくお願い致します。
担当:トメ子@引き篭もって冬眠したい