たまにはマッチョもいいよね!(バックベアードAA風に)

ロボット・特撮
トメ子
たまにはマッチョもいいよね!(バックベアードAA風に)
ごきげんよう、トメ子です。
毎度毎度趣味に走った商品紹介で恐縮ですが、今日も趣味に走ります。

ムービー・マスターピース 『300/スリーハンドレッド』 スパルタ王レオニダス
ガチムチマッチョのスパルタ王

まず、「なんじゃい、このおっさんフィギュア」と思われた方の為に説明を。


「300」
1、2年くらい前に上映していた、ガチムチおっさんが吼えながら大暴れするマッチョ無双ストーリーの映画作品です。
……と言うと、語弊があるかもしれませんが。


古代ギリシア時代。アテナイと並ぶ勢力を誇った軍事都市国家、スパルタ。
質実剛健を旨とした厳しい教育によって、当時最高クラスの練度を誇る軍隊を擁していました。
現代でも「スパルタ教育」という言葉がありますが、語源はここに由来します。


そこにペルシア帝国のクセルクセス1世が遠征を開始。圧倒的な大軍をチラつかせては、ギリシアの各ポリスに使者を派遣して降伏を迫ります。

が、我らがスパルタ王ことレオニダスさん、そんなふざけた要請を

「This is Sparta!!」(日本語字幕では「スパルタをなめるな」)

と吼えて、突っぱねます。使者を穴に蹴り落とすシーンはよく宣伝されていたので、知っている方は知っているかもしれません。文字通り一蹴ですね。
これが後世、「テルモピュライの戦い」と呼ばれる決戦の始まりでした。

さてさて。
こちらは可動フィギュアですので、お好みのシーンが再現できます。

以下、暴れるレオニダス王の素敵なマッチョぶりをお楽しみ下さい。


日本人にはまず無いセンス

槍投げただけで猛獣退治できる人

ペルシア軍のクリーチャーぶりも必見


この戦いですが、スパルタは様々な事情から正規兵わずか300人しか動員できず、それだけでペルシア軍100万と相対することになります。
この100万という数字は流石に誇張も含まれるでしょうけれど。兎も角、圧倒的多数に戦争を挑んだというのが大事ですね。

勿論、いくらスパルタ無双だからと言って、だだっ広い平野で正面から戦ったわけではなく、山と海に挟まれた街道(テルモピュライ)に誘い込むことで地の利を生かした戦いを展開しました。

最も狭い所で幅15メートル程度しかなかった街道ではペルシア軍お得意の騎馬部隊も封じられ、これをギリシア軍重装歩兵の密集陣形・ファランクスが迎え撃ちます。
このファランクス。機動力は一切無い上、正面以外からの攻撃には脆く、故に開けた場所では使えません。しかし正面からの攻撃には圧倒的な強さを発揮するものでした。

かくして、開戦一日目、二日目とペルシア軍を食い止め続けるスパルタ軍ですが、ついに運命の三日目を迎え……。



歴史の結末も、映画の結末も、ここは一つ伏せておくとして。
レオニダスさんの横顔と兜の質感を堪能しましょう。

ホットトイズさんの本気

中の人の再現度もさることながら、この金属感が凄いですね。
ホットトイズさんのムービーマスターピースシリーズはやや高価格帯ですけれど、それに見合うクオリティを誇る為、気合入ったファンの方にはイチオシです。


最後に。
レオニダス王の時代から暫くすると、スパルタはアテナイとの対立を制し一度はギリシアの覇権を握ります。

……が。

それによって流入した海外の富は質実剛健・少数精鋭の軍事力を基盤としたスパルタの制度を根底から揺るがし、結果的に軍(=国)の弱体化を招いてしまいます。

強い軍隊ってなんだろうなぁ、と思う今日この頃です。


そんなわけで私も家帰ったら腹筋・背筋(変換第一候補に「拝金」と出たのは秘密)50回ずつ頑張ろうと思います。うっほ、うっほ。

それでは皆様、今週も当ブログを宜しくお願いします。


担当:トメ子@「300」は英語版トレーラー映像もオススメ
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