名鉄 5500系 Mc+M`c 2輛編成セット (2両・組み立てキット) (鉄道模型)
●グリーンマックスカスタムキットシリーズ
●名鉄5000(長野2000)、富山地鉄10020、14760用前面及び各種改造用サービスパーツ付

【名鉄5500系、実物・編成・塗色】
●昭和30年以来製作されてきた高性能車5000系シリーズの決定版として、34年に登場した
 18m 2扉の特急電車。
●当時まだ珍しかったユニットクーラーを屋上に載せ、特別料金不要の大衆冷房車として
 人気を集めました。
●パノラマカーの登場(36年)により花形の時代は短かったのですが、現在も本線の「高速」
 運用等に重用されて第一線にあり、又、そのまとまりのよいスタイルは地方私鉄のロマンス
 カーの良きお手本となりました。
●運転台つき20輛、運転台なし10輛、総計30輛(すべて電動車。偶数車にパンタ付)が4輛
 (×5本)、2輛(×5本)の2種の編成にわかれ、他のSR車各系列(5000~5200が主だが時
 には7000系4連とも)と自由に混結して各停~特急まで巾広く使用されています。
●(パッケージ裏面の)下にめまぐるしかった5000系の塗色変遷を示します。2番目のライト
 パープル(青味がかった明るい藤紫色)は大変期間が短く、又、全車が塗りかえられた
 訳でもなく、マルーン/ピンクのツートンから直接ストロークリームへ移行した車輛も
 多かったのです。(紫色塗装は出場時は大変美しい色だったのですが退色はげしく、
 踏切等で保安上問題ありとして、より明視度の高い黄色に赤帯へと変更されたのです。)
●現在のスカーレット塗りは、5000系では1968年頃からはじまったものですが、その初期
 (68~71年頃まで)には窓下に旧瀬戸線特急車の如く白帯を入れており、この帯の巾には
 何種類かのバリエーションがありました。細部では床下、台車はグレー(No.9が適当)、
 正面窓と戸袋のHゴムは黒(No.10)、屋根はクーラー車は断熱塗装のシルバー(No.8)、
 ラインデリア車はグレー(No.9)。。尚、名鉄スカーレットはNo.27の西武レッドで代用でき
 ます。(カッコ内番号はGM鉄道カラーNo.)――(パッケージ裏面2ページ目)左に本キット
 を5000や5200へ改造する人へのヒントを図解しました。ラインデリア(#25)がパーツ化
 されているので改造は容易だと思います。(厳密には5000と5200ではモニタ断面形状が
 異なる――(パッケージ)下の正面図参照)又、5000で車体断面を本格的にモノコック型
 にしようとする人は、側板ウラに0.5tプラ板で裏打ちをしてから組み立て、サンドペーパー
 の上でゴシゴシこすって全体に丸みをつけてやると感じがでます。(5000用正面及び
 ラインデリアモニタはそのまま長野電鉄2000系用としても使用可。)
●名古屋鉄道株式会社商品化許諾済

【キット概要】
●5500系の他にも、付属の非冷房モニターパーツを使用することにより5200系が製作
 可能。
●また、付録の非貫通前面を使って側面を丸く加工すれば5000系としての製作が可能
 です。更に、同型の車体を持つ長野電鉄2000系や、富山地方鉄道10020系非冷房車
 も製作できます。
●この他、富山地方鉄道14760系の前面、スカートが付録します。
●専用ステッカー付属。

【別売パーツ】
●台車:#5012-1 DT24(東武用)
●パンタグラフ:#80-5 PT43
●動力ユニット:#5606 DT24
●排障器:#62-1
●車輛マーク:#6405

【仕様変更情報】
●2014年1月度再生産分より付属ステッカーの内容が変更となります。