東急 5000系 Mc+Tc 2輛セット (2両・組み立てキット) (鉄道模型)
――グリーンマックスカスタムキットシリーズ

【東急5000系 実物/編成】
●昭和29年東横線にデビューした有名な超軽量高性能電車。戦後の関東私鉄電車
 発達史において、小田急SE車(昭32)等と並んで、大きなエポックメーカーとなった
 車輛で、モノコック構造の丸みを帯びたスマートな車体や、構造、外観ともに極めて
 ユニークなTS301台車などに今日でも新鮮さが失われていません。
●総数100輛余りをかぞえ、「青ガエル」の愛称とともに親しまれたこの名車も、続々
 投入される20m 4扉の大型ステンレスカーに追われ、長野・松本・上田・岳南・熊本・
 福島の各地方私鉄に第2職場を得ましたが、近年廃車が進められています。
●地方転出に伴う編成の短縮化により先頭車の不足をきたし、中間サハやデハの
 Tc化が行われたところなど末期の国電80系(湘南電車)を思わせるものがあり、興味
 深いところです。
●パッケージ台紙裏面に年代を追った編成のバリエーションを示します。1M方式の
 利点をフルに生かした柔軟な運用が注目されますが、本来のTc(クハ5150型)は
 付属編成用に5輛が製造されたのみで、これが後の制御車不足をまねく結果と
 なった様です。

【仕様】
●ストレートに組んだ場合、デハ5000形とクハ5150形が各1両ずつ出来上がります。
●ステッカー付き
●特別付録:5000系中間車改造パーツ一式付き
●おまけ:東急8090、8500、5200系用前面、クーラー、ベンチレーター付き

【別売パーツ】
●台車:#5017 TS301
●パンタグラフ:#80-3 PT42 または #5803 PT42N
●動力ユニット:#5607 TS301
●排障器:#62-1
●車輛マーク:#6405

【カラー(GMカラーNo.)】 ※東急時代の仕様で塗装する場合。
●車体:SP-30 ライトグリーンA(東急ライトグリーン)
●屋根:SP-09 ねずみ色1号 又は SP-35 ダークグレー
●床下:SP-10 黒
●窓サッシ:SP-08 銀
●Hゴム:SP-10 黒

※製品の仕様・価格などは予告なく変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。