16番(HO) ワム90000 (2両入り) (鉄道模型)
【実車紹介】
●ワム9000は、昭和28年(1953)にワム23000からの改造で誕生した2軸有蓋貨車で、その後
 新製されたものも含め18800両ほどが、黒い貨車の代表選手として日本各地で活躍しました。
 「2段リンク式軸受」を装備し、貨物列車の速度向上や脱線防止に貢献しました。

【解説】
●ワム90000形は、昭和28年(1953)から製造された国鉄を代表するポピュラーな有蓋貨車で、
 戦前から製造されていたワム23000形有蓋貨車の走行装置を2段リンク化改造した車両と、
 ワム90000形として新製された車両とに分けられる。
●国鉄時代には長期にわたって重用され、"黒貨車"の代名詞にもなったが、末期には貨物
 輸送量の減少と、それに伴うワム80000形の余剰の影響で急速に減少し、形式消滅に至った。

【主な特長】
●"黒貨車"の代名詞、ワム90000形の形態を忠実に再現。
●(HO)ワム80000の製品化で培った、ディテールのノウハウを存分に発揮し、開閉可能の
 側面扉Pat.や、一部手すり類の別付けによる、細密かつ的確な形状表現を達成。
●立体感あふれる下回りディテールと軽快なコロガリ性能、(HO)ワム80000形から採用された
 脱線防止対策機構付き軸受Pat.により、優れた走行性能を発揮。
●車輪には実感的な黒色車輪(スポーク輪芯)を採用。
●車体ナンバーと所属表記は、実感的なレタリングシートで選択可能。その他の車体表記は
 印刷でリアルに再現。
●実車の連結器の形態を再現し、連結機能を備えた(HO)KATOナックルカプラーを装備。

●付属部品(ユーザー付部品)
・各部手すり、車体ナンバー
・所属表記インレタ