――イチ、イチ、イチ、イチ、イチ、ぞろ目のタンク車! タキ11000

【解説】
●タキ11000は、1964(昭和39)年より133両が製造された35t積・石油類輸送用タンク車で、
 蒸気加熱管やタンク保温材を装備する点が特徴です。基本構造としてはタキ9800の
 タンク体に保温用のキセを追加したもので、強度を確保するために枕梁間に台枠が
 追加された結果、見附がタキ9800とは大幅に異なるものへと変化しています。また、
 キセ・台枠の追加に伴う重量増分は、タンク体を構成する材料を高張力鋼へ変更し、
 板厚を薄くする事によって対応しています。製造年次によって細部が異なり、前期型と
 後期型に大別されます。保温設備を活用する形で、主に工業用燃料として使用される
 「C重油」の輸送に活躍しましたが、現在では貨物取り扱い量の減少に伴い、徐々に
 その数を減らしています。
●日本石油輸送商標使用許諾済

【概要】
●タキ11000日本石油輸送所有車。
●ユニークなナンバー「タキ11111」を含みます。
●車両により手すりの形状を再現。

●セット内容(車両編成図):
 タキ11127+タキ11111+タキ11129+タキ11103+タキ11107+タキ11113+タキ11095+タキ11110
●走行には別途機関車が必要です。