リジェ JS7 1977前半戦仕様 (レジン・メタルキット)
●リジェJS7は、1977年シーズンのF1で参戦したリジェチームのマシンです。
 1976年型JS5のシャーシ設計を基本的に踏襲していますが、空力を大幅に改良。マシンカラー
 は前年同様、スポンサー色のジタン・ブルーに彩られていましたが、ウイングやノーズ形状が
 フェラーリ312T2に似ていたため、ブルー・フェラーリと呼ばれました。JS5よりエンジン全高を
 30mm下げ、低重心化を図ることでマトラV型12気筒の515馬力といわれる高出力を効率よく
 走りに反映させることを狙いました。
●1978年シーズンには、ギアボックスを変更しホイールベースを延長した改良型JS7/9が
 開幕から投入され、ニューマシンJS9の投入後も併用されました。
 JS7/9では他にリアサスペンションのモディファイと燃料タンクのシートバック化による容量
 増大やフロントのワイドトレッド化が図られました。また、新ギアボックスではシフトの重さが
 軽減されました。

●ボディ、シャーシはレジン製。ウイング等はホワイトメタルで構成されます。
 また、各部には精密エッチングパーツを使用し、マーキングは高品質シルクスクリーン
 デカールです。

●1977年前半戦仕様です。