【特別企画品】 伯備線 石灰輸送貨物列車 (12両セット) (鉄道模型)
●実車紹介:昭和40年代後半、国鉄の近代化計画の推進で各地から蒸気機関車が姿を消す
 なか、「SLブーム」と呼ばれる社会現象が起きました。鉄道ファンのみならず、一般の人々が
 写真機を肩に、全国へ蒸気機関車を求めて撮影旅行へと出かける一大ブームでした。
 そのなかでも北の「ニセコ」に比して大きく話題となったのが「布原(ぬのはら)」でした。中国
 山地を縦断し山陽と山陰を結ぶ伯備線、その山間の布原信号所を舞台に繰り広げられる
 D51三重連の引く石灰輸送列車が注目を浴びたのです。伯備線足立(あしだち)駅にある
 足立石灰工業から出荷された、製鉄原料としての生石灰と石灰石を、姫路市にある新日本
 製鐵の広畑製鉄所へと輸送するための石灰輸送列車2492列車です。
 水と反応すると高熱を発する生石灰を密閉して運ぶホキ7000、石灰石を運ぶセキ6000と、
 2種類の貨車を連ねた重量石灰輸送貨物列車を牽引するために、D51が3両も連なり列車
 交換のため停車した布原信号所から、猛然と煙を噴き上げ西川橋梁をゆく出発シーンを
 収めんと、全国からファンが殺到することとなったのです。
 その2492列車を再現するのに最適な貨物列車セットを発売いたします。

●製品特長説明
 ・あの伯備線布原のD51三重連を再現する、石灰輸送列車セット。石灰輸送専用のホキ
  7000×5両、セキ6000×6両、ワフ29500×1両のセットにD51用集煙装置×3、ナンバー
  プレート×4種のセット構成。
 ・生石灰輸送のホキ7000は、足立石灰工業所有車を新規に製作し再現。車番違いで
  5両を設定。
 ・石灰石輸送のセキ6000は、既存の#8032 セキ6000を専用の車体表記類と車番違いで
  6両を設定。積荷(石灰石)を新たに製作し、所属管理局の「岡」表記を記し、石灰石輸送
  専用のセキ6000を再現いたします。
 ・しんがりを務める車掌車はワフ29500。現行製品(#8030)の車番違いで設定。
 ・布原三重連を再現するための必需品、伯備線新見機関区所属のD51を特徴付ける後藤式
  集煙装置が3個付属。
 ・さらに新見機関区所属のD51ナンバープレート(179・409・774・889)が付属。(付属部品の
  販売は行いません。)
 ・カプラーはアーノルドカプラー標準装備。
 ・車両ケースは6両ブックケースタイプ。専用中敷で貨車・車掌車12両をすべて収納。
 ・特別企画品のため、Assy部品の販売はございません。
※伯備線石灰輸送貨物列車を牽引する機関車のD51標準形(#2016)は別売となります。

●伯備線石灰輸送貨物列車 編成例:
 「D51 新見機関区 + D51 新見機関区 + D51 新見機関区」+【セキ6002 + セキ6012 +
 セキ6025 + セキ6044 + セキ6053 + セキ6060】+ [ホキ7001 + ホキ7002 + ホキ7004 +
 ホキ7009 + ホキ7012] + ワフ29725 車掌車
※「」:機関車は別売です。
 【】:石灰石輸送 無蓋ホッパー車
 []:生石灰輸送 有蓋ホッパー車
※伯備線の足立駅から新見駅まで12.6kmをD51が三重連で牽引しました。
 新見駅から岡山操車場まではD51の単機牽引です。

●関連オプションパーツ:11-702 KATOカプラーN、
 24-267 SL乗務員:乗務、24-268 SL乗務員:点検、24-269 構内掛:入換