太陽の船 (第一の船) (プラモデル)
【太陽の船とは】
 太陽の船とはファラオ(王)が死後、太陽神ラーとともに乗り天空を航行するものとして
 造られた。
 古代エジプトはナイル川や地中海、紅海と船で往き来することが多く造船技術も高かった。
 クフ王のピラミッド南側に埋設されていた2隻の船は全長50m近くある大型木造船で、その
 技術は後世ギリシアに影響を大きく与えた。
 太陽の船が2隻ある理由は、この世とあの世で別の船に乗り換えるためと言われていたが、
 吉村作治隊長率いる早稲田隊の発掘調査により、2隻が連なってこの世とあの世を毎日、
 永遠に航行することが解った。
 1隻目は1954年にエジプト人考古学者によって、2隻目は1987年に早大隊によって発見
 され、現在保存処理と復原研究が進行中である。

【キット内容】
 キットは、考古学者吉村教授監修により、詳細な資料をもとにエジプト展示船を1/72に忠実
 にスケールダウン。各部位の分割部品化の設計の精密ミュージアムモデル。
 この太陽の船の船体はカヌーのような形状で、フレームが非常に小さいため、模型化するに
 あたっては仮フレームをボックス構造で作り、後で不要になった部分を取り外すという方式を
 とりました。
 これにより、強度とリアルな形状を備えた構造モデルになっています。
 外観上はシンプルですが、内部構造と作りやすさを追求した精密木製モデルです。

●完成品寸法 全長588mm 全幅79mm 全高150mm(飾り台含む)
●部品構成 木製部品/その他(フィギュア付)
●神代高級飾り台付き
●塗料付き(オイルステイン濃茶30ml)
●組立参考時間25時間
●帆船ケース:14