WW.II ドイツ軍 IV号 対空戦車オストヴィント w/ツィメリットコーティング (プラモデル)
【実車について】
●第二次世界大戦でドイツ軍の軍馬とまで呼ばれて多数が生産、配備されたIV号戦車は
 信頼性の高さなども加わり、その車体を利用して戦況に合わせた様々なバリエーション
 モデルが作り出されました。
 大戦後期には敵航空機に対する対空戦闘能力確保のため、対空砲を搭載した自走対空
 戦車が計画され生産されました。
 その中のひとつオストヴィントはIV号戦車の車体に傑作対空機関砲3.7cmFlaK43を六角形の
 オープントップ砲塔に装備して搭載。
 対空目標だけでなく地上の目標に対しても高い威力を発揮したのです。
 1944年8月には100輌の発注がされましたが実際には43輌の生産にとどまりました。

【キットについて】
●ユニークな形状を持った砲塔が特徴の対空戦車、オストヴィントを再現!
●このキットでは車体に施された磁気地雷防止のツィメリットコーティングを再現しているのが
 特徴。
 細かな彫刻表現で再現された車体のツィメリットコーティングは前線の緊迫感も伝わってくる
 仕上がりです。
 モデラーには面倒なコーティングを再現する作業を省いてその分、塗装や情景作りに腕を
 振るっていただけることでしょう。
 もちろん同じスケールでコーティングを施していない状態のオストヴィントも揃っていますか
 ら作り較べや情景に合わせた選択など模製作の幅も広がります。

【主な仕様】
■好評発売中のCH6550 オストヴィント(コーティング無し)がIV号戦車J型ベースの車体を使用
 しているのに対し、今回モデル化したのはG型後期またはH型極初期ベースの車体を使った
 車輌。
 起動輪や誘導輪の違いや4個のリターンローラー、横型マフラーなど外見上の違いもしっか
 りと再現しています。
■もちろん見どころのオープントップの六角形の砲塔はその形状をスライド金型技術も使って
 確実に再現するとともに、中に収められた3.7cmFlaK43は砲身基部から砲口までメカニカル
 なパーツ構成で正確にモデル化。
■完成後も砲身の角度は自在に上下可能。情景設定もアイディアが広がります。
 ベース車両となったIV号戦車や同じ四号戦車を使った対空戦車ヴィルベルヴィントも揃って
 います。
コレクションや作り較べも楽しみです。