WW.II ドイツ軍 Sd.Kfz.234/3 シュツンメル 7.5cm砲搭載 8輪重装甲偵察車 (プラモデル)
●第二次世界大戦で機動力を重視した陸軍装備を展開してきたドイツ軍は数多くの装輪式
 装甲車両を開発。偵察や火力支援などに投入して成功を収めました。Sd.Kfz.231 8輪装甲車
 の後継車両として1940年8月から開発がはじめられたSd.Kfz.234シリーズもそんな車両の
 ひとつで4つのバリエーションが用意されました。車体とシャシーが一体となったモノコック
 構造を採用した車体にエンジンにはチェコのタトラ社製空冷V型12気筒ディーゼルエンジンを
 搭載していました。サスペンションはリーフスプリング式の独立懸架で、8輪操舵。車体の
 前後に運転席が設けられていました。中でもオープントップ車体に24口径7.5cmKwK51砲を
 搭載し、火力支援に活躍したのが”シュツンメル”です。1944年6月から長砲身砲塔をもつ
 プーマにかわり生産が開始されました。東部戦線、西部戦線の各戦場に配備され、
 偵察任務はもちろん、その機動力を生かして活躍したのです。
●数あるサイバーホビーの名キットの中でも日本人設計スタッフの完璧な考証・設計による
 好キットとして高い評価を得ているSd.Kfz 234/3 シュツンメル 8輪重装甲偵察車。限定生産
 のため入手困難だったシュツンメルを、一部グレードアップした新規パーツに置き換えるなど
 プレミアムエディションとしての新登場です。大型の収納ボックスが特徴の左右フェンダーは
 新規開発された新金型パーツ。大型収納ボックス部分のカバーはエッチングパーツが
 セットされ、カバーを開けた状態で仕上げることも可能です。情景設定などに合わせた
 バリエーション豊かな仕上がりがモデラーの創作意欲を高めてくれることでしょう。加えて、
 オープントップの戦闘室内に完成後もしっかり見ることができる7.5cm砲 KwK51は細部まで
 精密にモデル化。存在感ある仕上がりを楽しんでいただけます。もちろん、シャシー下面の
 メカニカルなサスペンション、駆動系統も実車そのままに再現。また、プレミアムエディション
 版では8輪の各タイヤはそれぞれステアさせて組み立ても可能ですから、単体での製作
 だけでなく情景製作の幅も大きく広げていただけるモデルです。アップグレードされた
 Sd.Kfz.234/3はミリタリーモデラーに注目のキットです。