【実車について】
●冬の厳しいソビエトにおいて冬季の戦場で機動力を確保する軍用車両としてソビエト軍が開発、配備したのがプロペラ推進の軍用スノーモービル、アエロサンRf-8/Gaz-98です。
●前後タンデムの二人乗り車体にタイヤの代わりに4本のソリを装備し、車体後部に搭載したエンジンでプロペラを回して雪上や氷上を走行しました。
●エンジンは50馬力を発生するKAZ-M1トラックのエンジンを搭載。
●推進力を発生するプロペラは直径2.35mの金属製。
●航空合板で作られた車体は後部座席にドライバー/メカニックが乗り、フロントシートにはコマンダー/ガンナーが7.62mmDT機関銃を手に座りました。
●1942年に生産が開始され、最終的に約2000両を生産。
●冬の前線ではその機動力を生かして偵察や連絡などに幅広く活躍 したのです。

【モデルについて】
●モデルは1/6スケールでユニークなソビエト軍のスノーモービルを再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
●4本のスキーを履いた独特のスタイルはモデルでも興味深い仕上がりを楽しめます。
●スキーを支えるサスペンションはコイルスプリングも再現され、そのシンプルな構造をしっかりとモデル化。
●タンデム2座席の航空合板を使ったボディはその質感もリアルに表現。
●ドライバーズシートにはハンドルや透明部品のウインドシールドをセット。
●フロント座席には外周に7.62mmDT機関銃用のリングマウントも再現。もちろん座席にはシートもしっかりとセットされています。
●また、リヤのエンジンハウジングもディテールをしっかりと再現。
●プロペラは基部に至るまで実感たっぷりです。また、細い棒で構成されたプロペラガードももちろんセット。
●実車そのままの細さで再現されたパーツはリアリティもいっそうです。
●組み立て簡単で仕上がりは存在感も十分。
●ドラゴンの1/6アクションフィギュアのソビエト兵との組み合わせで冬の厳しい寒さの中の情景展開も広げていただけることでしょう。