WW.II ドイツ空軍 アラド Ar234B ナハティガル (プラモデル)
●第二次大戦でいち早くジェット機を実用化したドイツ軍はジェットエンジン搭載の各種機体を製作し、実戦配備しています。アラド社のAr234もそのひとつで当初、高高度を高速で飛行する高速偵察機として開発されました。その後、さまざまなバリエーションタイプが作られ、複座の夜間戦闘機型として登場したのがAr234Bナハティガルです。
●Ar234は1943年に初飛行。高翼式の直線翼を採用し、両翼下にジェットエンジン各1基、計2基を装備し、最高速度は700km/hを越える性能を発揮しました。しかしながら、最初のタイプでは降着装置に離陸時は台車を使用し、着陸時にはソリ状の装置を使用したため、一般的な車輪を持つ降着装置に改められたのがAr234Bです。高高度偵察機型、爆撃機型のほかレーダーを装備した夜間戦闘機型も開発されました。夜間戦闘機型は複座でレーダー手は機体後方に後ろ向きで搭乗。大戦末期、飛来する連合軍爆撃機の夜間爆撃に対抗して奮戦したのです。
●モデルは第二次大戦のドイツ空軍夜間ジェット戦闘機、Ar234Bナハティガルを1/72スケールで再現。機体は左右分割式で高翼レイアウトのスタイルを実感たっぷりに再現。主翼下にはエンジンポッドのほか、エンジンポッド下に取り付けられる増槽や主翼下面の補助ロケットブースターももちろんセット。
●加えて、胴体下面には20mm機関砲2門を装備したマギルスボンベと呼ばれるガンパックを形状もしっかりと再現しました。また、透明のキャノピーに収まるコクピットは内部のディテールも十分。機首に取り付けられるアンテナはエッチングパーツでセットされ、シャープな仕上がりで表情を引き締めます。
●脚は脚柱やタイヤ、脚収納庫など、繊細な表現でリアリティも十分。夜間戦闘機ならではの機体下面を黒く塗ったカラーリングに腕を振るってみるのも楽しみです。大戦機ファンにはユニークな形状が楽しみな1機です。
●ドイツ空軍夜間ジェット戦闘機、Ar234Bナハティガルを再現
●主翼下にはエンジンポッドのほか、エンジンポッド下に取り付けられる増槽や主翼下面の補助ロケットブースターもセット
●胴体下面には20mm機関砲2門を装備したマギルスボンベと呼ばれるガンパックを形状もしっかりと再現
●透明のキャノピーに収まるコクピット内部もリアルに再現
●機首に取り付けられるアンテナはエッチングパーツでセット
●脚は脚柱やタイヤ、脚収納庫など、繊細な表現でリアリティも十分