WW.II ドイツ軍 SU-76i キューポラ装備タイプ (プラモデル)
【実車について】
●第二次大戦の独ソ戦においては両軍ともに戦闘で鹵獲した多数の敵兵器をそのまま運用したり、あるいは独自に改修して自国パーツと組み合わせたハイブリッド兵器を開発したりしていました。
●その中のひとつがソビエトのSU-76i駆逐戦車です。
●1941年に繰り広げられたモスクワ攻防戦でソビエト軍は大量のIII号戦車、およびIII号突撃砲を鹵獲。その車体上部を改修、砲塔を取り払い新たに独自の固定戦闘室を構築してそこにソビエトの対戦車砲、41.5口径76.2mm戦車砲S-1を搭載しました。
●1943年の4月から11月にかけてキーロフの第38工場で改修作業は行われたといわれ、1943年秋のウクライナ戦線から実戦に登場しています。それらの車両の中にはIII号戦車用のキューポラを装備した車両も見られました。
●自走砲連隊に配備されたSU-76iは歩兵の支援に活躍。
●終戦まで各地の戦線で使用されたのです。また、これらの車両の中には、ドイツ軍によって鹵獲され、使用された例もあったといわれています。

【モデルについて】
●第二次世界大戦でソビエト軍が鹵獲したドイツIII号戦車を改修して製作した対戦車自走砲、SU-76iを1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。
●戦闘室上部をはじめ、細部を緻密にモデル化しています。このキットではIII号戦車用のキューポラを装備したタイプをモデル化。
●避弾経始を考慮してデザインされた傾斜装甲の戦闘室には右側にキューポラに合わせた張り出しを正確に再現。
●もちろん、III号戦車用キューポラのパーツも定評あるドラゴンのIII号戦車同様の繊細な表現で仕上がりを高めます。
●すでに発売中のSU-76iとの作り比べで表情の違いを味わってみるのも楽しみです。
●くわえて、主砲も砲身や防盾を正確にモデル化。
●特に、防盾の鋳造肌の表現もリアリティ十分です。
●さらに、車体後部に取り付けられたソビエト戦車ではお馴染みの円筒形の外部燃料タンクもしっかりとセットされています。車体はお馴染みのドラゴンのIII号戦車。
●車体下部の形状はもちろん、サスペンションも各アームや転輪、アイドラーホイールにドライブスプロケットなど、メカニカルで立体的な再現が全体を引き締めます。
●このキットでは足元にヴィンターケッテ履帯を立体感あふれる仕上がりのマジックトラックでセット。幅の広い履帯の力強い仕上がりが見逃せません。
●また、車体上部エンジンデッキもハッチ類やグリル、スペア転輪など、ディテールに拘った再現が実感十分な仕上がりを約束。
●ソビエト、ドイツの双方のパーツで構成され、さらに、両軍で使用されたユニークな車両はミリタリーファンのコレクションの幅を広げる見逃せないモデルです。

【主な特徴】
●ソビエト軍の対戦車自走砲SU-76iにIII号戦車用のキューポラを装備した独特のスタイルを1/35スケールで精密に再現
●戦闘室上部など、その他細部を再現
●主砲は砲身や防盾の鋳造肌なども正確にモデル化
●避弾経始を考慮してデザインされた傾斜装甲の戦闘室には右側にキューポラに合わせた張り出しを正確に再現
●車体後部に取り付けられたソビエト戦車ではお馴染みの円筒形の外部燃料タンクもしっかりとセット
●ヴィンターケッテ履帯を立体感あふれる仕上がりのマジックトラックでセット
●車体上部エンジンデッキもハッチ類やグリル、スペア転輪など、細部までリアルな仕上がり