イギリス軍 中戦車 グラント CDL (プラモデル)
●M3 Grant CDLは第二次世界大戦中にイギリス軍が夜間の地上戦闘の為に開発した秘匿兵器です。
●CDLは「CanalDefenceLight」(運河防衛用ライト)の頭文字ですが、これは欺瞞用名称で実際は夜戦支援用に強力な探照灯を搭載した車両でした。
●最大の特徴は1,280万カンデラを発するカーボンアーク灯を搭載していて光を内部のミラーで反射、砲塔中央部の装甲シャッター付きスリットから敵部隊に対し照射することにより敵の視界を奪うことが可能でした。
●また装甲シャッターを開閉することによりモールス信号を送ることもできました。
●英軍では当初、マチルダ歩兵戦車にCDLを搭載したマチルダCDLが製作され多くの部隊が装備しました。
●しかし低速度などの欠点が指摘されたため新たにM3グラントがベース車両として使用されました。
●グラントCDLは第二次世界大戦末期のライン河渡河作戦などで使用されました。

●キット内容:・主要なハッチは開閉選択式、履帯はリンク&レングス式(ジグ付)、クリアパーツとエッチングパーツ付、マーキングは5種類