●旧型国電シリーズ

【クモユニ82形について】
●中央東線用としてモハ72形を改造して誕生した郵便荷物電車。線区の特殊事情に合わせて低屋根構造となり800番台の番号を持っています。
●従来のクモユニ81、クモユニ74等に比べて郵便室のスペースが広く、又、車内仕分け用の区分棚が大きくなっているので、車体中央部の側窓が非常に少なく、幕板に明かり取りの小窓が並んだ特異な外観となりました。
●専ら中央東線の115系編成の一端に連結して使用され、スノープロー、デフロスタ等を常備した耐寒構造となっています。
●又、後に普通屋根の82000~も製作されましたが、こちらは車内構造の変更により扉や窓の多い83形に似た車体となりました。

【塗色と編成】
●本キットの82800~は中央東線専用なので全車スカ色(青15号/クリーム1号)で、(パッケージ裏面)下図の様に83800形とともに115系編成の新宿寄りに併結して使用されるのが一般的な編成でした。
●塗装派事前に成型部品を中性洗剤等でよく洗ってから行い、最後に、図に示された様にアルミサッシの窓枠(銀色)、Hゴムのふちどり(つや消しグレー)等を細筆で入れてやるとモデルが引き立ちます。

●クモユニ82を併結した中央東線の115系の例:
 クモニ83 + クモユニ82 + クモハ115 + モハ114800 + クハ115 + サハ115 + サハ115 + クモハ115 + モハ114800 + クハ115

【塗装ガイド (GM鉄道カラー)】
●車体上半と手すり:クリーム1号(SP-05)
●車体下半分と雨どい:青15号(SP-07)
●屋根:ダークグレー(SP-35)
●屋上機器(ベンチレーター、避雷器)):ねずみ色1号(SP-09)
●ライト:銀(SP-08)
●アルミサッシ:銀(SP-08)
●Hゴム:つや消しグレー
●テールランプ:赤
●床下、台車:黒色(SP-10)

【別売りアイテム】
●台車:No.5006(506) DT13
●動力ユニット:No.5501 (551) DT13
●パンタグラフ:No.5802 PS13N または No.80-2 PS13
●車輛マーク:No.63-3、68-2

【備考】
●パッケージ中面にミニ改造ガイドとしてクモユ141の作り方を記載してあります。
●クモユ141を作る場合は前面パーツ(No.95-1)、クーラー(AU12)、台車、パンタグラフ、
 床下機器などが別途必要となりますので、内容をよくご確認ください。

【仕様変更情報】
●2014年7月度再生産分よりパッケージが共通デザインに変更になりました。