デ・ハビランド DH.88 コメット (プラモデル)
●ウクライナのミクロミルから完全新金型キット1/48デ・ハビランドDH.88コメットのご案内です。
●DH.88コメットはイギリスのデ・ハビランド社が1934年にイングランド~オーストラリア間の11,000マイル(約17,703km)の長距離エアレース「マックロバートソン・エアレース」用に3機だけ製作した双発全木製流線型の華麗なラインを持つレース用双発機で、最大時速約322km/h以上、航続距離約4,184kmを可能とするため、引き込み脚やフラップ・可変ピッチプロペラなど当時の最新技術も投入されています。
●エンジンはジプシーを使用しましたがチューンアップでオーバーヒート気味でした。
●操縦性は着陸時の安定性が低く、また着陸速度も高く、エンジンポッドで視界が遮られるなどが問題でした。
●1934年に3機が製作されレースに参加、「グロブナーハウス」がトラブルもありながら17703kmを70時間54分で飛行し優勝。
●1機は故障で棄権、もう1機は4位で完走しました。

●キットには塗装マスクシール、エッチングパーツと1934年の「マックロバートソン・エアレース」に参加したコメットの3種類のデカール(G-ACSS「グロブナー・ハウス」、G-ACSR、G-ACSP「ブラック・マジック」)が付属しています。
●エンジンディテールが再現されており、完成時には全長約184mm、全幅約279mmとなります。

【実機諸元】
●乗員:2名
●全長:8.84m
●全幅:13.41m
●空虚重量:1,288kg
●全備重量:2,413kg
●エンジン:デ・ハビランド ジプシー・シックスR 空冷6気筒(230 hp) x 2
●最高速度:381km/h
●航続距離:4,704km