【実車について】
●1936年から開発がはじめられたドイツの大型自走臼砲がカールです。
●フランス進撃にあたってフランスが構築した要塞、マジノ線攻略を目指した兵器でした。
●口径60cmにも達する砲は砲身長がわずか5mほどしかないという独特なディメンションを持っているのが特徴でした。
●射程約7000mで重量約2トンの砲弾は厚さ2.5mのコンクリートを打ち砕くことができたといわれています。
●この巨大な臼砲を搭載する車体は軟鉄製でエンジンはベンツのV型12気筒、580馬力のディーゼルエンジンを装備。
●1940年から41年にかけて試作1両を含めた7両が作られましたが、射程を延ばすために口径を減らし砲身長を伸ばした、54cm臼砲を搭載したタイプも製作。
●60cm臼砲搭載タイプはゲレート040、54cm臼砲搭載タイプがゲレート041と呼ばれ、同じ車体で砲は交換して使用、搭載が可能でした。
●転輪は当初8輪だったものが3号車からは11輪へと増やされるなど、改良も続けられたのです。
●また、長距離の移動には鉄道輸送が利用され、その際は前後に台車が取り付けられ、カールを前後から吊り下げるような形で輸送していました。

【モデルについて】
●モデルは第二次大戦のドイツ軍自走臼砲カールを1/144スケールで再現。
●仕上がりの全長は約7.9cmです。
●キットは3号車からの転輪11輪タイプを再現。
●さらに、主砲は60cm臼砲と54cm臼砲の両方を用意。
●車名のデカールもセット。選択して組み立てられます。
●本体の車両は車体から砲部分までメカニカルな雰囲気をリアルに再現。
●砲架などの再現も見逃せません。
●また、このキットでは鉄道を利用してカールを輸送する際に使用される輸送用ボギー台車もセットされています。
●カールの車体前後を頑丈なフレームが支えるメカニズムも魅力十分です。
●前後に取り付けられたボギー台車によってキャリアーされるカールの姿が特徴的です。
●あわせて、鉄道のレール、レールの盛り土部分のベースもセットされ、移動するカールを表現する情景に手軽に仕上げていただけます。
●モデルのパーツはパンツァーグレイとダークイエローの2種類です。

【主な特徴】
●モデルは第二次大戦のドイツ軍自走臼砲カールを1/144スケールで再現
●キットは3号車からの転輪11輪タイプを再現
●主砲は60cm臼砲と54cm臼砲の両方を用意、選択して組み立てが可能
●鉄道を利用してカールを輸送する際に使用される輸送用ボギー台車や鉄道のレール、レールの盛り土部分のベースもセット
●モデルのパーツはパンツァーグレイとダークイエローの2種類
●仕上がりの全長は約7.9cm