McLaren Ford MP4/8 Brazil GP 1993 No.8 ウィナー (ミニカー)
●『EIDOLON FORMULA(アイドロン フォーミュラ)』の1/43スケール・ハンドメイド・モデルカーとして製作した「マクラーレン フォード MP4/8 ブラジルGP 1993」です。

●本モデルは1993年のブラジルGPでアイルトン・セナが最後の母国優勝を飾った「マクラーレン フォード MP4/8」を忠実に再現したモデルです。

●1992年までタッグを組んでいたホンダエンジンを失ったマクラーレンは1993年からフォードエンジンを搭載することになりました。
●しかし、ベネトンが既にワークス契約を結んでいたために前半は型落ちのエンジンを使用せざる得ませんでした。
●ボディパッケージはMP4/7の空力デザインを見直し、ティレルが先鞭をつけたハイノーズを採用しました。
●ハイテク装備としてアクティブサスペンションやセミオートマチックトランスミッションを搭載、非力なエンジンをカバーしていました。

●ブラジルGPの予選ではシューマッハを抑え3番手につきましたが、フォードエンジンの非力さが付き纏う苦しさが見て取れました。
●決勝レースの1コーナーでインを突き2位に浮上、僚機のアンドレッティはベルガーと接触してしまいリタイアを喫してしましました。
●プロストがリードを大きく伸ばしますが、雨が降り始めます。雨が得意なセナは早々にレインタイヤへと交換しますが、プロストはタイミングを逸してしまいます。
●雨は強さを増し、鈴木亜久里と片山右京はホームストレートで相次いでクラッシュ、プロストも他の車両と接触し独走状態からリタイアしてしまいました。
●レース中断を挟みセナ、シューマッハ、ヒルの三つ巴の戦いが続きましたが、ピット作業ミスによりシューマッハは後退してしまいます。
●ヒルはピットイン後トップで復帰しますが、セナに追いつかれてしまい2位を守ることに専念してしまいました。
●雨に強いセナは2年ぶりに母国GPで劇的な優勝を飾りました。

●モデルはブラジル仕様の`マクラーレン フォード MP4/8`を忠実に再現するために、実車に忠実な3Dデータを作成しました。
●サスペンションアームは「アイドロン フォーミュラ」ブランドのアイデンティティとも言えるロストワックス製サスペンションアームを奢っています。
●複雑な形状のボーテックスジェネレーターやリアウィングは精密さと強度を両立させるためにハンダで組み立てた後に塗装されます。
●1993年のレギュレーションで改正されたナロータイヤも新規で金型を作り再現しました。

●FE035A : No.8 ウィナー
●FE035B : No.7