●2人の冒険家チェコスロバキア人のJio HanzelkaとMiroslav Zikmundは 1947年にタトラの乗用車で旅に出る決心をしました。その旅は3年におよび、アフリカと南アメリカを経由して母国に戻りました。
●その世界旅行は第二次世界大戦後の物不足の時期ということもあり大きな注目を集めました。しかし、この旅は2人の世界の旅行者にとっては物足りないものでした。

●帰還から5年後、彼らは2回目の旅を計画しました。その計画では彼らの世界旅行はさらに広範囲になり、アジア、オーストラリア、オセアニアまで範囲を伸ばしてからチェコスロバキアの故郷に戻るというものでした。
●移動手段としては1トンのタトラ 805トラックを選択しました。
●このトラックは、その非常な頑丈さを買われ、軍事仕様に設計されたものでした。
●1952年以来大量生産されていたため、当時のトラックは最新式で75馬力2.5リッターV8ドライブのタトラ エンジン T603は、世界旅行には十分で、75 km / hの最高速度を出すことができました。

●1959年4月22日、39歳のJio Hanzelkaと1歳年上のMiroslav Zikmundは、ついに2回目の大きな旅に出ました。
●今回の目標は東ヨーロッパにあり、アジアにつながり、そこからオーストラリアを経由してさまざまな太平洋諸島に渡りました。
●2台のタトラT805は、最高の選択であり、彼らは1964年に、前よりも広範囲に及んだこの旅から母国に帰りました。
●どちらのトラックもソビエト連邦を横断した最初の車となりました