米・T-52試作対空戦車 (プラモデル)
●T52はM4シャーマン戦車をベースに、1942年に開発された対空自走砲です。
●武装は砲塔中央にボフォース40mmを一門、砲塔の左右に50口径ブローニングを一丁ずつ搭載していました。
●樽型砲塔内部に2名が乗車し、右側にボフォースの砲手が、左側に装填手が座り、それぞれのクルーが自分が座っている側のブローニングの弾薬を再装填しました。
●1943年の試験運転ではクルーの過労(2名の砲塔員で装填や照準をするには過剰な労力が要求される。)と砲塔の不具合(落ちたブローニングの薬莢が砲塔の旋回装置に挟まることで砲塔の旋回ができなくなる。動力旋回でありながら低空の航空機に追従が出来ない。)、また車内弾薬庫にボフォースの弾薬が64発しか入らず、通常発射で1分足らずで弾切れになる等の理由でT52は不採用となりました。
●キットは砲塔が新規パーツとなっています。