エセ芸術家ニューヨークへ行く (テーブルゲーム)
●メーカー: オインクゲームズ
●作者:佐々木 隼
●対象年齢:8歳以上
●プレイ時間20分
●プレイ人数:5~10人
●難易度:1.5

●『エセ芸術家ニューヨークへ行く』は、出題者が出したお題の絵を、1つのキャンバスに全員で少しずつ描きながら、お題を知らない1人を炙(あぶ)り出すゲームです。

● 「ライオン」「ギター」など、出題者から各自に配られた今回の「お題」を、みんなで1つのキャンバス(紙)に少し(一筆)ずつ描いていきましょう。
各自異なる色のペンを使っているので、誰がどこを描いたか判るようになっています。

ただし、そのうちの1人は配られた「お題」が白紙の状態で、この「エセ芸術家」だけが今回のお題を知りません。出題者からヒントとして与えられた「テーマ (動物、楽器など)」や、他の人が描いている断片から推測し、「知ったかぶり」して描いていきましょう。

全員が2度ずつ筆を入れたとき、エセ芸術家が今回のお題を当ててしまうと得点はエセ芸術家のものになってしまいます。
他の芸術家たちは、エセ芸術家にお題を悟られないようにしつつエセ芸術家を特定できれば得点となるため、「エセ芸術家には解らないだろうけれどもお題を知っている人には解るはず」と考えて線を描いていきます。しかし、「これなら解るだろう」の尺度が人によってそれぞれ異なるため、絵はなんだかよく解らないものになり、誰もが怪しく見えてしまうのです。

全員が2度ずつ筆を入れたら、エセ芸術家だと思う人の投票をせーので行ない、エセ芸術家が最多票数を集めなかった(=疑われなかった)か、もしくはお題を当てられたら、エセ芸術家の勝ち。でなければその他の人たちが勝ちです。