●シールはイギリスのフェアリー社が設計/製造し、英海軍および艦隊航空隊が使用した偵察機です。
●当初フェアリーIIIFMk.VIの名称で生産契約が締結された後に、シールと改称されました。
●フェアリーゴードン同様にIIIFの水冷ネイピアライオンエンジンからアームストロング・シドレーパンサーIIA空冷星型14気筒エンジンに変更したシールは、当初空母カレイジャスに所属する第820と821飛行隊に配備されるなど、イギリス艦隊航空隊で1938年まで使われました。
●第二次世界大戦前には全機ソードフィッシュと交替し第一線を退き移籍、大戦中盤までインド洋の哨戒任務に従事した後に一部の機体はアルゼンチンやチリ、ペルーに売却されました。

●インジェクションプラスチックキットです。
●エッチングパーツ、透明レジン製風防パーツと4種類のデカールが付属しています。

【フェアリーシール諸元】
●乗員：3名
●全長：10.26m
●全高：3.89m
●全幅：13.94m
●動力：アームストロング・シドレーパンサーIIA空冷星型14気筒エンジン(525HP)
●最大速度：222km/h
●武装：7.7mm機関銃2門(機首固定1、後部旋回1)、最大計227kgの爆弾