M36B1 対戦車自走砲 (プラモデル)
●M36は1942年以降のドイツ軍戦車の重装甲化に対抗するため開発されたアメリカ陸軍の対戦車自走砲です。
●開発当初は先に開発されたM10対戦車自走砲に90mm高射砲M1を搭載する計画でしたが、M10の砲塔のままでは90mm砲の搭載に問題があったため、動力旋回装置を備えた砲塔が新たに設計され、新型砲塔を搭載したT71が完成しました。
●T71の試験結果が良好だったため1944年4月より生産が開始され、同年6月にM36として制式化されました。
●M36B1はベース車両であるM10A1からの改造だけでは需要を満たしきれなかったため、M4A3戦車の車体にM36の砲塔を搭載したいわば折吏型です。
●車体にM4A3のものを使用した為車高は上がりましたが、装甲は駆逐戦車用の車体よりも厚くなりました。
●M36B1は1944年10~12月にかけてフィッシャー戦車工廠において187両が生産されました。
●キットにはエッチングパーツとリンク・アンド・レングス方式の履帯が付属しています。