【実車について】
●第二次世界大戦でドイツ軍は前輪にタイヤ、後部を戦車と同じように装軌式としたハーフトラックタイプの車両を大量に装備しました。
●中でもトラックのシャーシを利用し、後部を装軌式に改修した簡易タイプのハーフトラックはマウルティアと総称され、オペルやドイツフォードなどで生産されました。
●1942年から生産開始されると季節によってひどくぬかるむ東部戦線などを中心に配備され、すぐれた走破性で輸送などに活躍したのです。
●その機動性を生かして対空砲を搭載するなどした自走砲や洗浄で負傷者の救護にあたるアンビュランスタイプなども作られ、運用されました。

【モデルについて】
●モデルは荷台部分に担架を収めるキャビンを設置し、負傷兵を搬送するためのアンビュランス、野戦救急車タイプのマウルティアを1/35スケールで再現。
●車体後部のボディは外観だけでなく内部のディテールも詳細に再現しました。
●ボディのリヤとサイドに設けられたドアはドアノブに2種類のパーツをセットし選択可能、もちろんドアはどちらも開閉選択式です。
●加えて出入りのためのアクセスステップも上げた状態、下げた状態を選んで組み立てていただけます。
●内部にセットするストレッチャーとストレッチャーを乗せるラックもリアルに再現。
●張った状態で再現されたストレッチャーは9台セットされ、搭載レイアウトもいくつか選んで組み立てられます。
●さらに、エンジンやサスペンションなど、細部に至るまで精密にモデル化されたシャーシはその構造を組み立てながら知ることができます。
●また、このセットではボーナスパーツとして衛生兵と負傷兵を再現したフィギュア4体も用意。
●情景製作も手軽に楽しんでいただけるキットです。

●完成時サイズ:全長 約170mm