●伊13型(甲型改2)は、水上偵察機を搭載し旗艦用潜水艦として建造された伊9型(甲型)の機関を簡易化した準同型艦伊12(甲型改1)の2番艦として計画されました。
●しかし、潜水空母伊400型(潜特型)の建造数が戦時下の資材不足によって縮小され、これを補うために水上攻撃機晴嵐を2機搭載できるよう、大幅に設計が変更されました。
●大型化した格納庫に対し艦橋は左側に寄せられ、潜特型に準じた射出機、大型クレーンを装備。
●また、増加した排水量に対し復元性を確保するために船体にバルジを装着する等の改修を施し、伊13は1944年12月、伊14は翌45年3月に就役しました。
●伊13、伊14の2隻は、伊400及び伊401潜水艦によるウルシー環礁のアメリカ機動部隊攻撃の準備として艦上偵察機彩雲を分解輸送し、同地への偵察を目的にトラック基地に向け出撃。
●伊14は無事トラックへたどり着きましたが、伊13は行方不明となり、ウルシー攻撃も実現することなく終戦を迎えました。

●フルハルモデル/洋上モデル選択可能
●水上攻撃機晴嵐×2機、艦上偵察機彩雲×1機付属
●ディスプレイスタンド×2付属
●2隻入り
●全長:約162mm

【エッチングパーツ内容】
●潜望鏡、垂直梯子、滑走台車、格納筒扉ハンドル、空中線支柱、プロペラガード、救命浮標、艦載機プロペラ他
※画像は製品を組み立て、塗装したものです。