●F82ツインマスタングはアメリカで開発され米空軍で運用されたレシプロ双発複座戦闘機です。
●第二次大戦中の米陸軍航空軍は、長距離任務の際にパイロットの負担が少なくて済むよう交代で操縦できる複座戦闘機の開発をノースアメリカン社に要求しました。
●そこでノースアメリカン社は開発期間を短縮するため2機のP51を連結した双胴式戦闘機をP82として開発することとなりました。
●1945年6月に初飛行したP82は大戦中の部隊配備には至りませんでしたが、派生型として長距離戦闘機型のF82Eや夜間戦闘機型のF82F/G、そして寒冷地向け仕様のF82Hなどが作られ、1950年に始まる朝鮮戦争ではジェット戦闘機が長距離戦闘や夜間戦闘を行えない状況で運用されました。
●このキットには塗装マスクシールとエッチングパーツ、増槽とHVARロケット弾が付属しています。
●エルロンとランディングフラップ、昇降舵は別パーツとなっています。
●デカールは米空軍x4種類が付属しています。
●完成時は全長約269mm、全幅約325mmとなります。