16番(HO) 私有貨車 クム1000形 (鉄道模型)
──貨車にトラックを積んで運行したピギーバック輸送用貨車

●クム1000系はピギーバック輸送の最高速度110㎞/h運行を行うため登場し、クム1000形とクム1001形の2両ユニットで運用される基本番代と、1両で運用されるクム1000-500形が存在し、2000年頃まで活躍しました。

【実車ガイド】
●クム1000系はピギーバック輸送の高速化を図るため、コキ100系と同等の性能を持つ車両として1989年に登場しました。
●2両1ユニットで運用されるクム1000・1001形と、1両単位での運用が可能なクム1000-500形が存在し、東海道・山陽本線や東北本線北陸本線などで使用されました。
●コンテナ列車に併結される運用のほか、登場時には旺盛な需要から1列車に最大22両編成で運用される列車が存在しました。
●その後の需要減やトラック積載効率の問題からピギーバック輸送は減少し2000年頃に全廃されました。

【ポイント】
●クム1000形を新規製作で再現(イラストはHO-741です)
●<HO-9081>にはランプウェイを再現したパーツが付属

【製品化特長】
●クム1000形を新規製作で再現
●車端部の渡り板は別パーツで再現、開閉可能
●車番は選択式で転写シート対応
・クム1000-7・11・16・23・518・523・528・535
●反射板付属
●ケイディ-カプラーと連結可能な自連形カプラー装備
●出荷状態でR490走行可能(S字線形除く)
●トラック積載用の車止めパーツ付属
※ピギーバックトラックは別売となります

【<HO-741>について】
●手すりが1両あたり2カ所ある500番代を再現

【セット内容】
●クム1000形

【付属品】
●ランナーパーツ:渡り板
●ランナーパーツ:車止め
●ランナーパーツ:反射板
●転写シート:車番

【編成例】
●1996年頃
EF66+クム1000クム1001クム1000クム1001クム1000クム1001クム1000クム1001クム1000クム1001クム1000クム1000クム1000

●1998年頃
EF81+クム1000コキ104コキ104コキ104コキ104コキ104コキ104コキ104コキ104コキ104

太字:<HO-741>クム1000形 単品
太字下線部:<HO-9071>クム1000・1001形貨車セット
下線部:<HO-723>コキ104 単品

●日本フレートライナー承認済