IV号突撃戦車 ブルムベア 1944年型 (プラモデル)
●IV号突撃戦車ブルムベアは第二次大戦中のドイツで歩兵の直接火力支援を目的に開発された自走砲です。
●本車はこれ以前の同様の各種自走砲とは異なり、重装甲の大型戦闘室を設置する為IV号戦車の車体を用い、強力な12口径15cm突撃榴弾砲StuH43を搭載していました。
●榴弾の射程は5,000mで、成形炸薬弾は30度傾斜した厚さ160mmの装甲板を貫徹することが可能とされていました。
●また防御用の前方機銃や車長用キューポラを装備し、III号戦車の車体をベースとしていたため窮屈な設計のIII号突撃歩兵砲に比べ戦闘室を拡大するなど、スターリングラードの戦訓を生かした設計を採用しています。
●脚周りはIV号戦車と同様ですが、ノーズヘビーによる前方ボギーの転輪外周のゴムの摩耗を抑えるため、転輪は部分的(若しくは全て)に鋼製転輪に変更されています。
●ブルムベアを装備した4つの突撃戦車大隊は、東西両戦線やイタリア戦線で敵陣地や要塞化された市街地などの攻撃に使用し、本車が優れた火力支援車輌であることを証明しました。
●キットにはエッチングパーツ、デカールとリンク・アンド・レングス方式の履帯が付属しています。

Sturmpanzer IV Brummbar 1944