WW.II ソ連 AS-1 エンジン起動車 (プラモデル)
●ウクライナのミリタリーホイールズから新商品の1/72 WW.II ソ連 AS-1 エンジン起動車のご案内です。

●航空機のエンジン始動は当初はプロペラを人の手で回していましたが非常に危険で、またエンジン馬力が大きくなるにつれ手で回すのが困難になってきました。
●そこで作られたのがトラックのエンジンを利用したエンジン始動車です。
●トラックエンジンの出力は車体上部に付けられた回転ロッドに伝えられ、回転ロッドをプロペラ中央部のハブに当て始動させました。
●危険性は低まり始動も早くなり、後にセルモーターが普及するまで広く使われました。

●AS-1はGAZ-AA 1.5トン 4x2トラックをベースとした車両です。
●GAZ-AAは米自動車メーカーが製造したトラックを原型としてソビエト連邦で生産されたトラックで、入手できる資材の都合やソ連独自の改良などにより生産途中でさまざまな仕様変更が導入されました。
●GAZ-AAは派生型も多く開発され第二次世界大戦中には10万両近くが生産、運用されました。
●その派生型の一つのAS-1は1930年代から第二次世界大戦をかけてソ連軍の航空基地に欠かせない存在であり、AS-1無しではI-153やI-16、Yak-1やIl-2は出動できなかった、とも言われています。
●今回ご案内の商品は新規金型パーツによりAS-1を立体化しています。