ホットウィール ブールバード `32 フォード (ミニカー)
●1932年型フォードは同社の量産車としてはじめてV型8気筒エンジンを搭載したことで知られるが、以降コンパクトかつパワフルなエンジンの代名詞として、フォード車のアドバンテージとなっていく。
●アメリカではすでに1940年代には、クルマをカスタムしたり改造して速くするといった、ホットロッド文化が広まり、そのベースとして好まれたのが、当時はすでに二束三文の中古車ながらV8エンジンを積んだ1932年型フォードだった。
●1932年型フォードは同社初のV8搭載車として爆発的に売れて中古車として数が多かっただけでなく、その洗練されたフロントグリルのデザインなども人気の理由。
●1932年型のフォードはアメリカのクルマ好きの間でも、`32年の末尾をとって、`デュース(2)`という愛称で呼ばれるなど特別な存在だ。
●1950~1960年代に流行した、スキャロップパターンのグラフィックスも決まっている。