●フランスのマッハ2から、1/35 フランスタクシー マルヌ会戦 1914のご案内です。
●第一次世界大戦初期の1914年9月に、ベルギーを突破したドイツ軍はパリの30kmほど東側を通ってマルヌ河畔に侵攻しました。
●パリ防衛のためフランス軍は急いでマルヌ川南方に布陣しなければなりませんでしたが、軍用列車と車両が不足していたため迎撃には間に合わないと考えられていました。
●そこでパリ軍事総督ガリエニ将軍の発案によりパリ市のタクシー630台を兵員輸送のために徴用し、パリ防衛軍であるフランス第6軍に予備部隊を送り込み続けました。
●その結果第6軍はドイツ軍の進撃を食い止めることができました。
●マルヌ会戦によりドイツ軍の対フランス侵攻作戦計画であるシュリーフェン・プランは頓挫し、戦局は短期決戦から長期戦へと変わっていったことからこの戦いは「マルヌの奇跡」とも呼ばれています。
●マルヌ会戦において実際にタクシーで輸送された兵士は約4,000人と決して多くはありませんでしたが大衆に与えた心理的影響は大きく、後にフランス国家団結の象徴として語られることとなりました。
●今回ご案内する商品はこのマルヌ会戦に兵士を輸送したAG1タクシーを再現しています。
●このインジェクションプラスチックキットには窓用透明フィルムとデカールが付属しています。