ポエニ戦争:ローマ共和国軍 ・ハスタティ兵 (24体・8ポーズ) (プラモデル)
●日本語では「第一戦列兵」と訳されるハスタティは、マリウス軍制改革以前のローマ共和国軍における軍団編成の部隊の一つです。
●ハスタティは主に若年者で構成され、剣(グラディウス)と投槍(ピルム)、大型の盾(スクトゥム)で武装していました。
●鎧は自己負担であったため、裕福な者だけが装備していたと考えられています。
●共和制初期の戦場ではプリンキぺス、トリアリイと共に長槍を持ち、ギリシア風の重装歩兵戦術で戦いました。
●しかし山地の多いイタリア中部の戦場ではサムニウム人等に苦戦することも度々あったため、共和制中期までには接近白兵戦主体の戦術に変化していました。
●共和制中期以降の戦場では軽装歩兵の攻撃の後、最初に敵の戦列と交戦する役目を負いました。
●戦術の変化後はギリシア歩兵のように長槍を持つことはありませんでした。

●それぞれのポーズのフィギュアが各3体ずつ入っています