スユニ72-28 ぶどう色1号 宮原客車区 (鉄道模型)
──戦災から立ち上がる!再起の客車スユニ72!

【実車紹介】
太平洋戦争直後の物資欠乏期には空襲などで被災した車両を修理して復帰させた「戦災復旧車」が数多く登場し、そのうち国鉄客車として再生されたグループは形式が70番代に附番され、輸送状況をふまえて片側3扉を持つ通勤電車のような車体を持ち、貴重な戦力として活躍しました。
種車は様々で、主に重量区分と用途別に形式が分けられたため、被災状況の差も相まって同一形式内での形態がバラエティに富んでいたことが特筆されます。
戦災復旧車は新造車両の拡充に伴って第一線から退きましたが、1950年代には順次木造事業用車の置換えのために転用改造されました。
オハ71-68を1954年2月に土崎工場で改造して誕生したのがスユニ72-28です。
1955年頃には京都客車区配置で、1958年時点では宮原客車区に配置されていました。
山陰本線や小浜線の客車列車に連結されていた記録が残されています。
1966年3月末付で廃車となりました。

【商品内容】
スユニ72 28
※本製品に動力は含まれません。走行には別途機関車が必要です。

【商品概要】
マイクロエース客車シリーズのさらなる充実
A6984(2018年3月出荷)に含まれる、スエ78-15を基にしたバリエーション製品
TR23形台車を履いたスユニ72形をプラ完成品で初の製品化
両エンドともテールライト点灯(消灯スイッチ付)
縦樋のある妻面
ベンチレーターが残存していた姿
ぶどう色1号、検査標記が車体側面に入った1950年代の姿
所属表記は「大ミハ」を車体番号の上に印刷
※部品共用のため、一部実車と異なる部分があります

【付属品】
なし

【オプション】
幅狭室内灯:G0005/G0006/G0007/G0008