頭を柔らかくして固い石でアートしよう!

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その辺に転がっている石も、やわらかい頭でアイデアをひねり出せば、立派なアートになるんです。 更新日:2015/08/04

ストーンアートいろいろ

石を使ったアート作品は様々ありますが、一般的なものは、石に絵をかいたり色を塗ったりする、ストーンペイントです。
石の形から想像するもの、石をキャンバスとして絵を描くもの、やり方はそれぞれですが、絵心の有無にかかわらず、手掛けやすいものといえるでしょう。
さらに石を加工したり、石をなにかに貼り付けたり、中には思いもよらないやり方でアート作品として仕上げている方もいらっしゃいます。
たかが石ころと思わず、その作品としてのクオリティの高さを実感してみてください。

ストーンペイント

サボテンの寄せ植え

サボテンのイメージに合った石を見つけるところがスタートラインでしょうね。

コンバース?

コンバースペイントを施した石。
ちょうどいい形の石を探すのが難しそうですよね。

石猫

こちらは石猫というストーンアートで、販売もしています。
オーダーメイドも可能とのことなので、ご自宅の猫ちゃんの写真を送って描いてもらうのもいいですね。

いろいろな動物たち

石をキャンバスと考えるタイプのアートですね。
石の形状や模様によって、描く生き物を変えているとは思いますが、まず絵のクオリティの高さに驚きますね。

スイーツ♪

もはや石には見えませんね。
くれぐれもいきなりかじりついて歯を折らないようにご注意ください。

石を加工した作品

出典:myvaio.sony.jp

にっこり笑う石

こちらは伊藤博敏さんというアーティストの作品で、口の堅い奴らというそうです。

出典:blog.goo.ne.jp

天然石の植木鉢

天然石を接着剤で固めて植木鉢にしているそうです。
野性味あふれる形状は、アートとしても目を引きますね。

出典:petapixel.com

フォトスタンド

石をウエイトにして針金で写真を固定しただけですが、発想がおしゃれですよね。
これならすぐにでもできそうな気がします。

花瓶

こちらはプリングルスの入れ物に石を張り付けて花瓶にしたもの。
石を貼り付けているので、背の高い花をいけても倒れることはなさそうですね。

ストーンペイントをやってみよう!

ストーンペイントは、水性絵具では発色がいまいちです。
画材にこだわって、ワンランク上の仕上がりを目指してみよう!

ジェッソ

炭酸カルシウムとチタニウムの顔料からできた下地用塗料です。
絵具の発色と定着がよくなります。
乳液状で浸透がよく速乾性です。
木、ねんど、皮、漆喰、ブロック等にも使用できます。

カラージェッソ

白以外にも、いろいろなカラーバリエーションのジェッソがあります。
用途に応じて使い分けられるので便利ですね。

アクリル絵の具

水性絵具で塗る場合、重ね塗りすると下に塗った色がにじんでしまいます。
重ね塗りできるアクリル絵の具の方が仕上がりがきれいになります。

このほかにも、絵筆や刷毛、筆を洗う水入れ、パレット、新聞紙など、絵を描くときの道具が必要になります。

まずは下地を塗ろう

石の色や質感を生かす場合は、この作業は不要です。
下地を塗ることで、表面の細かいざらつきが埋まり、絵具の乗りや発色がよくなります。
下地は二度塗りするとよいでしょう。

下書きをする

絵具を塗っても落ちたりにじんだりしないように、油性ペンを使って下書きをします。

ベースになる色を塗る

描くものの一番ベースになる色を全体的に塗り、細かい部分や模様などを上から重ねて塗っていきます。

細かい部分を塗り、ニスで仕上げる

塗り方の基本は、面積の広い部分から、徐々に細かい部分を塗っていくことです。
大まかにベースを配色し、重ね塗りしながら仕上げていき、斑点などの細かい模様を最後に塗ります。
塗り終わったら、全体にニスを塗って仕上げると、光沢が出て色落ちしなくなります。

夏休みにどこかへ出かけた際に、旅先で出会った石を持ち帰り、お子さんとストーンアートを楽しんでみてはいかがでしょうか?
細かいルールはありません。
自由な発想と、自由なセンスで楽しんでみてください。

参考サイト

あなたに癒しを与えてくれる石猫などのストーンアート工房、石猫 DREAM|HOME

http://ishineko-dream.jp/

思い出の猫ちゃんや大切な猫ちゃんの石猫制作やオリジナル石猫の販売、ストーンアート工房、石猫 DREAM