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63:エイエ : 2012/11/22 16:10:53
プラモデルの場合、スライド金型というよりは、金型の一部にカムを使用したカム成型金型だと思うのですが
基本的には、下型はΩ型なのに対し上型の成型部を分割したもので、下死点への移動時に
カムにより斜めから分割した成型部が進入して成型する金型です。(上カムの場合)
これにより、単純な上下移動の金型では∩形状が限界なのに対して
下・上斜め左右の三ヶ所から成型するのでΩ状の断面が出来上がります。
この結果、キャノピー上部中央にスライド部の接合面に起因するパーティングラインが発生します。
この部分の技術は日本が突出しており、特に今回のユーロファイターのキャノピーは脱帽モノです。

近年では、プレス方向から見て側面のモールドを充実させる目的でも使用されております。
(例:1/72トランペッターフランカーシリーズのBランナー1/2)
当然、カムを配置すると金型内でスペースをとりますので、このようにパーツ間隔が大きく開くことになります。
また、型費が高くなる(ピンキリですが購入品の場合カム1個につき数十万から百万越えも)、メンテが大変
などのデメリットがあります。

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