この螺旋状のマズルブレーキは、従来型だと徹甲弾の装弾筒がひっかかってしまうためにデザインされた「苦肉の策」らしいです!だから正面から砲口を見るとライフリングが3条ずつにまとめられていて、その削られたライフリング部分に沿った形で穴が開けられているのがわかります。だから従来型マズルブレーキみたいに別部品じゃなく、あくまで砲口まで一体の砲身で、その一体の砲身の砲口部分だけライフリング減らして、そのすき間にマズルブレーキホールの穴加工を施しているだけです。
装弾筒の事を考えると、やはりこういうデザインにしかならないみたいです。
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