いやあ素晴らしい論戦、楽しませていただきました。 まあ模型ってのは、嫁から言わせれば「ゴミ!」以外のなにものでもないようで、 オトコにとって大切なものでも同時に「ムダなもの」でもあるのは事実です。 ムダなものに対して求めるは、やはり「理論」より「ロマン」と言えましょう。 プラモ黎明期の小松崎画伯の箱絵は、正確さよりもその迫力で俄然気分がアゲアゲになりました。 一方で70年台のタミヤMMは、作り易さ重視で省略されている部分も箱絵ではしっかり精密に描かれており、今でも再販されるたびに心踊ります。 箱絵を含めて魅力あるものは、時々引っ張り出して眺めるだけで至福のひとときが過ごせます。 このキットについて言えば、このお題をいただいた絵師が、どう料理すればよかったのか?ということになりますが、それこそ正解はないと思います。 プラモ対する価値の見出だし方は人それぞれであり、時代だけではくくれないものと考えます。
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