もっと慎重を期さないと……。 単純円筒形のキューポラは、T-34-85第174工場製で最初から全車で見られた訳ではなく、鋳造縫合ライン大幅変更(44年秋頃と言われる)より少し前頃から頻繁に現れるようになるようです。 転輪については、この車輛でもゴム縁に刻み目も小穴も無いものが記録写真で複数見られます。 第174工場製の後面の特徴は幅広ヒンジだと一般的に認識されています。何か発見したのかな? CGの角形フェンダーや車体機銃小防楯の若干大きい照準孔は、確かに44年夏/初秋頃では辻褄が合いません。これは戦後運用時の姿をサーチした可能性があります。
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