「RX-78-2」を出すのは、周年記念のほかに技術革新の意味もあったはず。 少なくともこれまではそうだった。だが、残念なことにこれは違う。 ナムコと組んでからますます飢餓戦術で売ろう売ろうの姿勢をとり続けてきたバンダイの現在の到達点は、可動+アレンジ過多で他方ご指摘の通り「セミモノコック」の意味すら分からずに図面を引くばかりか、とうとう顔看板であるはずのRX-78-2すらまともなデッサンが取れなくなってきた。 キャラメイクをしくじった様な凹んだ顔、取付軸の高さがおかしくGP計画のようないかり気味になった肩、異様にパンプアップした太腿(但し、パーフェクトガンダムの中の人にしたいモデラーさんだけにはこの脚は良いだろう)。 また、ポリキャップレス・KPS中心の関節は素材が弾力を失う経時変化によりたちどころにプラプラになることが予想される。
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