タトラ 57B PTT 1947 イエロー/ホワイト (ミニカー) 通販 - ホビーサーチ ミニカー

●郵便物の輸送車両を選択する際、スイス郵便機関のPTTはすべての車両市場に門戸を開いていた。
●これはヴォルブラウフェン-ベルンにあるフレッドシェンクという会社にもメリットをもたらした。
●同社は1935年からタトラを輸入してスイスに足場を築いていた。

●タトラは1932年以来、時速80kmの高速乗用車タイプ57を発売しており、1936年から大幅にモデルチェンジされたタイプ57Aが派生した。
●20hpで1,155cc 4シリーンダーエンジンは一見ボクサーエンジンのように見えた。
●しかしそれは180度Vエンジンとして設計されたものだった。

●1936年ごろ、その輸入業者はスイスの郵便局で車を宣伝し、購入責任者に対して非常に説得力のある車の魅力を伝えたため、供給契約を結ぶことになった。
●郵便事業を引き受けるため8台の車の後部にボックスバンのボディが備えつけられた。
●4年後、追加のタトラの車両が導入された。

●1941年にはタイプ57Aは販売停止になり後継モデルのタトラ57Bに変更された。
●前身より5hp出力増加され、このバージョンではさらに5台の車両がPTTの輸送のため追加された。
●1947年にはさらに10台の車両が購入され、後部構造も改装された。
●その際ベルンのReber&Sohn社が必要な板金作業を行った。
●ちょうど一年後、スイスポストはReber&Sohnのボディを装備した6台の車両を発注した。
●1937年からタトラを郵便用に改装したものとは対照的に、再設計された後部構造が今やボディ全体にいかに調和して溶け込んでいるかが印象的なものとなっている。