商品説明
●1930年代後半、ロードレース界はドイツのメルセデス・ベンツとアウトウニオンの独壇場であった。
●他のメーカーは競争力のあるクルマをレースに送り込むことができなかったため、3リッターの最高級クラスに代わるスポーツカーを模索していた。
●そこで、1.5リッターという小排気量クラスが選ばれたのである。
●イタリアの伝統あるアルファロメオ社もこの結論に達し、1938年に最初のレースカー、タイプ158の製造を実現した。
●この間、3リッターの最高峰クラスは、将来的には1.5リッタークラスに取って代わるべきだという考えになり、計画はすでにかなり進んでいたため、新クラスの導入はすぐに実行となり、アルファロメオは新しいレーシングカーを開発することになった。
●この仕事を任されたのは、当時43歳のスペイン人エンジニア、ウィルフレド・リカートだった。
●アルファロメオの歴史上初めて、彼はエンジンの搭載位置を車体中央部に設定した。
●さらに、非常に低い重心も重要な要素と考え、この2つのスペックを両立させたのが、180度V型の極めてフラットな12気筒エンジンである。
●ルーツ式スーパーチャージャーで強力な性能向上を図り、1500ccの4ストロークエンジンは330ps以上/8600rpmの性能を持つに至った。
●開発当初は、おそらく1台だけの生産で、タイプ512の略称で呼ばれていた。
●その後、戦時中に2台目のレーシングカーが生産されたと言われているが、テスト走行が行われることはなかった。
●512のプロトタイプは2台が今日まで残っている。
●1台は「アルファロメオ博物館」に、もう1台は「レオナルド・ダヴィンチ国立科学技術博物館」の展示物になっている。
●パッケージサイズ/重さ : 17.5 x 7.5 x 7.5 cm / 197g
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商品仕様
- 商品コード
- 07023
- JANコード
- 4907981670054
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