シボレー ターボ タイタン III 1966 シルバー (ミニカー) 通販 - ホビーサーチ ミニカー

【 シボレー ターボ タイタン III 1966 アメリカ】
●1966年、GMCグループの中で、内燃機関の代わりにガスタービンを使用する研究はほぼ終了し、シボレーはそのコンセプトを公開することに踏み切った。
●「未来のトラック」という派手なスローガンのもと、セミトレーラートラックを発表したのである。
●このトラックは、正式には「ターボ・タイタンIII」と呼ばれた。

●3軸のトラクター部分は、アメリカの基準では遠い未来の製品に見えた。
●アメリカのトラックの製造業界において、長いフードを持つ大型で頑丈なトラック以外は未知の代物だったからである。
●トラクター部分は、ヨーロッパのメーカーに近いデザインである。
●3軸のトラクター部分には、エクステリアだけでなくインテリアにも近未来的なディテールが数多く盛り込まれている。
●このデザインを担当したのは、デザイナーのビル・ミッチェルを中心とするチームである。

●このトラックの最大の特徴は、その走りにある。
●ピストンが上下に動くエンジンではなく、ガスタービンを搭載しているのだ。
●GT-308と呼ばれるタービンは、15年の歳月をかけて開発されたもので、280hpの出力と驚異的なトルクを発揮した。
●35,000rpmの回転数を、従来のオートマチックトランスミッションで4,000rpmまで減速する。
●伝達されたエンジンパワーは、アメリカで許可された最高速度である時速65マイルまでトラックを加速させた。

●しかし、GMCの期待に応えることはできず、このプロジェクトは早々に終了した。
●その一台きりのトラックは最終的にスクラップに回された。