商品説明
海外では、ピニンファリナやジウジアーロなど、名だたるデザイナーが鉄道車両を手がけており、車両にはそのサインも入れられています。
でも、日本の車両にはそういったものはまったく見られず、デザイナーがどんな仕事をしているかも、なかなか伝わってきません。
本書は、車両メーカーのデザイナーとして30年以上のキャリアを積み重ねた斯界の第一人者が、鉄道車両をデザインするという仕事を語ります。
デザイナーは芸術家ではないので、自分の好きな絵を描いているわけではありません。
車両というプロダクトを作りあげていくために、デザイナーがどんな役割を果たし、そしてデザイナーが関わることでプロダクトがどう変わるのかを、豊富な実例を通してご紹介します。
ふだん、何気なく見かけている車両が、なぜあんなカタチになったのか、なぜあんな色になったのか、本書を読めばその理由が分かります。
デザインの読み方を知ることで、いままで見えなかった鉄道車両の魅力も「読める」ようになります。
鉄道ファンのみならず、事業者やメーカーで鉄道車両に関わる方すべてが必読のデザインの教科書です。
【目次】
はじめに
第1章 鉄道車両デザインの意味するもの
第2章 鉄道車両のデザイン
第3章 日本と海外の鉄道車両デザイン
第4章 鉄道車両デザインに求められるもの
第5章 魅力を創る
第6章 鉄道車両をデザインする
第7章 車両デザインの潮流
終章 まとめに代えて
付章 ドバイメトロ開発記
判型:A5
ページ数:264ページ
商品仕様
- 商品コード
- 216173
- ISBNコード
- 9784802216173
ご購入について
※こちらの商品は一世帯(同一住所) 3 点までとなります。