a15ff11300g さんからの投稿 |
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それまでの切った貼ったで1970年代はじめのワークスの富士GCシリーズ車両をなぞるドレスアップから、Gr.5スーパーシルエットの影響もあって、1985年前後からはフルエアロによるコーディネイトが一世を風靡。ついでに71マークIIの以来のハイソカーブームも重なって、全身を白で統一するホワイトシンドローム仕様なるドレスコードも定着した。その時代の空気を再現できるキットで、確か当時はこうしたバージョンは存在しなかったと思うので、改めてそのドレスコードを当時の雰囲気そのままに再現してくれたアオシマのセンスには脱帽する他ないし貴重な存在だ。
レギュラーの430セドリック/グロリアのキットと比較すると、メッキのフロントグリルやメーターなど欲しいデカールは一切付属しないので、ディティールにこだわるならデカールを自作できる環境は必須だが、ある程度の技術を持ったモデラーなら色々な拡張性を楽しめる逸品。
作例は、フジミの15インチスーパーボルクレーシング、デカッパネ、自動車電話、実車にはないワインレッド内装など、当時のハイソカーのドレスコードに従って仕上げたもの。 |