こちらはあまりにも有名な50勝達成車。バリ展で別デカール付属のものも出ているのだが、このデカールのブルー部分の色合いが少し濃く違和感があることに加え、再発から遠ざかっているせいでフジミの劣化しやすいデカールがまともに使えることはほぼないので、ストライプ部はマスキングで塗った方がこのキットの場合、完成後の満足度は高い。
この時代のレーシングカーの例の漏れず、それほど複雑だったり白抜きデカールが必要な訳ではないので、データ作成ができるモデラーなら自作デカールで対応するのが賢明。逆にいえば、それができれば、やろうと思えばGT-R50勝の軌跡をモデリングで追うこともできる訳で、なかなか夢のあるキットである。 |