1980年代後半の国産車メーカーが、よくディーラーオプションで設定していた、ワンピースでリムにピアスボルトなしの BBS RG は、実はアオシマしかモデル化しておらず、前々から目を付けていて、今回、ハセガワ 1/24 日産スカイライン GTS-R の製作に当たり、当時のカタログカットのイメージを再現するために購入。
1980年代後半のスポーティーカーの標準タイヤは15インチが最大で、16インチ以上のタイヤはアフターマーケットでもほとんど出回っていなかったし、実際、R31型スカイラインでオプション設定されていたものも15インチだったから、厳密には当時ではありえない組み合わせなのだが、加工して組付けてみると、外径が0.3㎜ほどキット付属の15インチタイヤより大きいだけで、BBSの「命」といえるメッシュのディッシュ部の再現性も繊細かつモールドもシャープで、なかなかのマッチングだった。
1980年代後半~1990年代前半にかけて、このホイールをオプション設定していたメーカー車種は意外に多いので、カーモデラーにとって選択の幅が広がるいい製品だと思う。 |