●AU75は国鉄の集中型クーラーの代表的な形式です。
●外観面ではメーカーごとに異なるカバーが特徴で、大きく分類すると三菱(M)東芝(S)日立(H)
　の3種類があります。今回製品化したＳタイプの取付対象となる車両は101、103、111、113、
　115、117、185、201、401、403、415、421、423 系など多岐にわたります。外観面では肩部の
　ルーバーの開口部が大きく、細かいフィンが並んでいます。また、送風ファンの羽根の数が
　他のタイプよりも多く、網部も補強のための太いリブが3本ある点、フックが左右2個所、
　側面各4箇所の取付ボルトカバーの角が斜めになっているなどの特徴があります。

[製品の特徴]
●肩部の大きなルーバー開口部や、送風ファンの羽根の数が多いなどの外観が特徴のS
　タイプ（東芝製）を模型化しました。パネルラインや各部のボルト表現はもちろんのこと、
　肩のルーバーのフィン3本がすべて異なる角度となっている点や、網部の縦方向1本・横方向
　2本の補強リブなど細部のディテールにご注目ください。
●2種類の取付足がモールドされています。丸型のピン状の取付足はKATO、マイクロエース、　
　角型のツメ状の取付足はTOMIX、WIN の車両に対応した形状になっています。不要となる
　方の取付足を切り取ることで、簡単に取付けることができます。
　（取付足はクーラーが別パーツとなっている製品に対応しています。）
●取付足をすべて取るか、屋根に穴あけ加工すれば、他の製品や非冷房車にも取付可能です。
●材質はABS製でプラキットと同じようにプラ用塗料、プラ用接着剤が使用できます。